vodサービスを利用しようと考えた時に気になるのは値段と作品数です。格安なvodサービスは値段に伴い作品数が少ないのか、更にサービスごとにどのような違いがあるのかをご紹介します。
そもそもVODサービスとは
vodサービスとはインターネット接続が前提の動画見放題サービスのことで、料金は月額製になっています。メリットは店頭にDVDを借りに行かずに済むことと、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末での視聴に対応しているので、回線使用が可能なエリアであればカフェや野外など場所を選ばずに動画を楽しむことができます。
提供サービスによっては電子書籍の読み放題が可能だったり、ダウンロード視聴への対応などプラスアルファの要素が組み込まれています。様々なvodサービスが存在しますが、一番値段の安いvodサービスはdアニメストアの400円で、一番高いU-NEXTでも1990円です。金額を単純比較すれば約5倍の価格差がありますが、安ければ良いということではありません。
dアニメストアは格安で巣晴らしいVODサービスですが、アニメーション作品に特化しているので、利用者がアニメーション作品に興味がなければまず選択肢に入りません。利用料金は安いほうが嬉しいですが、見たい作品が無ければ意味がありません。
作品数は十分か、お試しを活用するのが大切
vodサービスによって作品の数は違います。視聴可能な作品の数は多いものであれば10万タイトル以上、少ないものでも3000タイトル以上です。凄い差があるように感じますが、まったく見ないタイトルが豊富では意味がありません。
自分が見たいタイトルやジャンルを多く取り扱っているvodサービスを選ぶのが賢い選択です。しかしvodサービスを始めて使う方は、契約後にどの程度の頻度で利用するか想像しにくいですし、使い勝手もわからなかったりと不安な部分があるはずです。
その不安を解消するために、無料お試し期間が設けられています。お試し期間は、二週間～一ヶ月程度設けられているので十分使い勝手を試すことができます。
ダウンロードに対応しているかも確認
ダウンロード対応は選ぶ大きなポイントの一つです。何故ならダウンロード対応しているVODサービスは、オフライン再生が可能だからです。
回線が安定しない場所や、インターネットの利用そのものを使用できない場所でも、ダウンロードした作品を楽しむことができます。
これは地下鉄や空の旅を楽しんでいる最中など、移動が多い人にとって恩恵の大きいことです。ダウンロード済みの作品は指定の位置からの再生の待ち時間も少なくなるのでその点でもオススメです。
では、どのサービスが安くてお得なのか
どのvodサービスも特色があり、一概にどれが一番とは言いがたいですが月額費用と配信作品数に限定するならdtvとアマゾンプライムビデオは文句無しのサービスです。
どちらも月額500円で利用可能で、配信作品も映画・ドラマ・バラエティ・アニメ・ドキュメンタリーとジャンルが豊富です。
dtvは12万本以上、アマゾンプライムビデオは6万本以上、どちらも一ヶ月では見つくせない量の作品数です。価格と作品本数で選ぶなら、この二つのサービスがオススメです。
格安サービス以外も利点あり
他のサービスに利点がないかというとそうではありません。NETFLIXやHuluは、どちらもそのサービスでしか視聴することができないオリジナルドラマを制作しています。
その内容は人気ゲームのドラマ化や人気俳優主演のものなど、特定のファンをターゲットにしたピンポイントな作りになっています。その他、U-NEXTは雑誌の読み放題ができるという付加価値がありますし、Paraviは独自のバラエティ番組を製作、dアニメストアは昔のアニメから最近まで放送されていたものまで幅広く網羅していたりと、各々独自性のあるサービス展開をしています。
初めてvodサービスを試すのであれば、予め見たい作品が提供されているか興味のある作品の提供予定があるかを確認してから利用すると確実です。
