・韓国時代劇

「イ・サン」のキャスト・あらすじ。-より楽しく見る豆情報-

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歴史人物 名君一代記 権力争い ロマンス

“李祘[イ・サン]”こと第22代王の正祖[チョンジョ]は多くの時代劇に登場するほど魅力ある王です。王の本名をタイトルにした作品は珍しく、朝鮮王朝屈指の名君とされる正祖の人物像を描かれてます。

【作品情報】
【公開】
2007年-2008年 全77話
韓国MBC
【原題】
이산 李祘(イサン)
【キャスト】
イ・ソジン[役名/イ・サン、正祖(チョンジョ)] ハン・ジミン[役名/ソン・ソンヨン] イ・スンジェ[役名/英祖(ヨンジョ)] イ・ジョンス[役名/パク・テス] ハン・サンジン[役名/ホン・グギョン] キム・ヨジン[役名/貞純(チョンスン)王妃キム氏]

概要

数々のヒット時代劇を生み出してきた名匠イ・ビョンフン監督は、本作を制作するにあたり、「ドラマチックな王を演じることができる俳優を探すのに1年もかかった」と語ってます。その監督が主人公イ・サンに抜擢したのが イ・ソジンさんです。

 

そして、主人公イ・サ ンを陰で支え続けるヒロインのソンヨンを熱演したのはハン・ジミンさん。彼女は「宮廷女官チャングムの誓い」では医女・信非(シンビ)に扮した女優です。イ・ スンジェさんが演じたイ・サンの祖父にあたる第21代王・英祖(ヨンジョ)の母は、「トンイ」ということも知っておくとよりドラマ鑑賞が楽しめます。

 

偉大な王イ・サンの波乱に満ちた生涯を宮廷内の権力争いや恋模様を交えながら描くこのドラマは、 エンターテインメント性も高く、幅広い年齢層から支持を受けた結果が、当初は61話の予定だったが、放送されると回を追うごとに視聴率が伸び、急きょ16話の延長が決定するほどの反響を呼びました。

見どころ

落ち着きがあり上品なイ・サン役が好評を得たイ・ソジンさんだが、当初は「実在した立派な人物なのでプレッシャーがあった」という。だが、イ・サンという人物について勉強するにつれて興味が沸き、出演を決めたそうです。撮影中にイ・サンのお墓に行った時は厳粛な気持ちになり、「聖君として名が残っているのは、王としての功績だけでなく、愛や友情、約束などを大切にするイ・サンの素晴らしい人間性があったからだ」と思ったという。彼が体現した名君イ・サン の人間的な部分もぜひ感じてほしい。

 

イ・ビョンフン監督は、 これまでにも「宮廷女官 チャングムの誓い」で宮廷料理人と女医、「ホジュン~宮廷医官への道~」では内医院を描いてます。 本作では、韓国ドラマで初めて図画署[トファソ]を本格的に描き出した。図画署とは、宮廷行事の記録画などを担当する宮中機関。本作ではソンヨンが図画署の茶母[タモ]として働く設定で登場し、記録画以外にも屏風の制作など、図画署の様子が色鮮やかに綴られているのも見どころの1つです。

 

歴史で名君と認められたイ・サンを支えた忠臣たちがいる。派閥や身分にとらわれる時代に、身分を問わず優秀な人物を登用したこともかけがえのない忠臣を生んだと言える。
ペク・ドンス

イ・サンの守護剣士で「朝鮮最強」と呼ばれるほど優れた剣士で1785年に設立された王直属の護衛部隊、壮勇衛[チャンヨンウィ] に所属し、何度も正祖を危機から救ったという。

ホン・グギョン

世子[セジャ]時代から仕え、政敵から守り抜いたことでイ・サンから絶大な信頼を得るが、次第に権力欲にとりつかれて最後には見放されて宮廷から追放された。

チョン・ ヤギョン

ホン・グギョンが宮廷を去った後、イ・ サンの右腕として活躍した。大の勉強好きだったというヤギョンと、聡明なイ・サンは最初から気が合ったようだ。ヤギョンは波の生涯を送るイ・サンを支え続け、彼の死後は宮廷を去り、「牧民心書」など 自書の執筆に専念した。

 

ストーリー

1762年、派閥争いが激化し ていた朝鮮王朝。時の国王・英祖[ヨンジョ]は、老論派の策略にはまり、実息である世子[セジャ]に謀反の疑いがあるとして米びつの中に閉じ込めてしまう。

世子の息子サンは 父に食物を届けようとしたところ、 女官見習いのソンヨンと内官見習いのテスと出会う。サンは父から「王に見せれば誤解が解ける」という絵を探すように頼まれ、その絵を見つけ出し、ソンヨンと共に市場視察に向かった英祖を追う。やっと英祖に会えたサンだったが、絵を見せる前に父の衰弱死が知らされる。 その後、サンにも謀反の疑惑がかかるがソンヨンとテスの助けで疑いは晴れる。しかし、サンを助けたことで命を狙われ都を追われてしまうソンヨンとテス。そして3人は、再会を約束し別れを告げる。9年後のある日、サンは反対勢力から命を狙われる日々を過ごしていたところ、茶母となったソンヨンと護衛官になったテス (イ・ジョンス)と再会し…。

本当の韓国史とドラマの違いは?

正祖のメガネ姿は演出?

本作終盤になると、晩年の正祖[チョンジョ]が執務中や読書のときなどにメガネをかけている姿が描かれてます。年齢を重ねたことを表す演出上の小道具の1つのようにも思えるが、実は正祖がメガネをかけていたというのは史実とのこと。朝鮮王朝で初めてメガネをかけた王と言われており、48歳という若さで死去しているが、その1年ほど前からメガネを使っていたとされる。年齢から考えると恐らく老眼鏡だと推測されるが、当時は非常に珍しいものだったため、側近たちはみなその姿に驚いたという。

ヒロインのソンヨンは ドラマと同様に不幸の連続!?

イ・ビョンフン監督は、フィクションを積極的に織りまぜて時代劇をより魅力的に演出することで知られてます。本作では、史実にプラスアルファを加えられている登場人物と言えば、ヒロインのソン・ソンヨンです。彼女は、正祖の側室・宜婿成氏[ウィビンソンシ]ですが、ドラマとの違いと言えば、作中ではソンヨンが茶母[タモ](雑務を担う官婢)であるのに対して、史実の宣嬪成氏は宮女(女官)出身という点です。また、宜噴成氏が正祖の初恋相手だったという記録もどこにもないとのこと。ただ、史実の宣賞成氏は側室になったあと、不運に見舞われた女性だったようで、この点は作中の設定と共通です。史実における宜嫁成氏 は1782年に出産した息子・文孝世子[ムンヒョセジャ]が4才で死去、1784年に出産した娘は1歳になる前に死亡。第3子を妊娠していた宜嫁成氏自身もほどなく死去します。第74話でソンヨンの最期が描かれており「王の肖像画を描きたい」とソンヨンは最後の願いを叶えるべく残された力を振り絞り、やがて正祖の腕の中で死んでしまうあまりに切ないシーンが涙を誘います。史実における宜嬪成氏の薄幸な運命を彷彿させる本作の代表的な名場面だ。

朝鮮王朝を代表する名君・正祖の輝かしい業績。

知性と優しさ、強さを兼ね備え、ときにお茶目な一面も見せる、イ・ソジンさん演じる正祖[チョンジョ]。史実の正祖も歴史に名を残す偉人だった。功績の中で最も有名なのは、文化発展をもたらしたこと。正祖の治世には数多くの書籍が編集され、「壬辰字[イムシンジャ]」「丁酉学[チョンユジャ]」などの新しい銅活字がつくられている。朝鮮王朝時代の代表的な画家である金弘道[キム・ホンド]や申潤福[シン・ユンボク]が活躍したのもこの時代。文化面だけではなく1791年には経済政策「辛亥通共[シネトンゴン]」を実施して、商業活動の自由化を推進。商人を中心とする自由経済が発展した。現在、世界遺産に登録されている水原華城[スウォンファソン]を建造したのも正祖だ。24年3か月の在位期間、彼が残した業績は、枚挙にいとまがない。

実際の姿は、体や鼻が大きく、アゴが割れていた!?

名君と言えるだけに、実際の尊顔を見てみたいが、正祖[チョンジョ]の御真画師[オジンファサ](王の肖像画を担当する絵師)でもあった金弘道[キム・ホンド]が描いたという肖像画は残念ながら残っていない。正祖の幼なじみで側室になったソンヨンこと宣嬪成氏[ウィビンソンシ](ハン・ジミン)が結局、肖像画を完成させることができない作中の設定は、この事実からつくられたのかもしれない。

ただ、容姿を記した史料は残っていて、体駆は立派で、アゴは2つに割れており、鼻が大きかったそうだ。

そのときの日本はどうだった?

イ・サンは在位期間中、先王・英祖[ヨンジョ]の時代から進められてきた文物制度(学問・芸術などの書籍を数多く刊行して、民衆が触れられるようにする制度)も整備した。成果として編集されたのは、政治書「国朝宝鑑[クッチョボガム]」、法典「大典 通編[テジョントンピョン]」、儀礼書「続五礼儀[ソクレウィ]」、外交書「同文量考[トンムンフィゴ]」、百科事典「増補文献備考[チュンボムノンビゴ]」など、多岐にわたる。それらの書物が以降の朝鮮王朝に与えた影響は少なくない。

 

正祖の在位期間(1776~1800年)と重なるように、日本では1764年~1798年にかけて、重要な古代文学の研究が行われた。江戸時代を代表する国学者の本居宣長は、東京大学史料編纂所所蔵が「古事記伝」全44巻を刊行。同書は日本最古の歴史書 「古事記」の注釈書で、本居宣長は1764年に研究を開始し、34年後の1798年に完成。これによって日本の国学が確立したと言われる。当時の日本は江戸幕府第10代将軍・徳川家治から同11代将軍・家斉にかけての時代。田沼意次、松平定信ら老中が実権を握り、江戸中心の町人文化 が開花する化政文化へと向かう時期にあたる。学術分野では、前野良沢、杉田玄白らが「解体新書」を1774年に翻訳し、蘭学を中心にした洋学の研究が盛んに。

 

一方で台頭したのが、前述の本居宣長らによる国学だ。これは儒教や仏教などの外来思想に影響される以前の日本古来の考え方を探求する新しい学問。本居宣長のあと、 平田に引き継がれ、復古主義の色調を強めながら思想と結びつく。朝鮮王朝でも、作中に正祖の側近として登場する丁若舗[チョン・ヤギョン]ら実学者が台頭。西洋の科学技術を積極的に取り入れるなど革新的な思想で、政争の道具と化していた儒教中心の学問に新風を吹き込んだ。両国ともに、西洋文化の影響を受けながら、新しい社会への脱皮を志向する思想が芽生えたのだ。

 

なお、本作に日本人の登場はないが、最終回の第77話では、銅銭の材料である倭国 (日本)の銅が不足し、銭荒(貨幣の不足)におちいったため、対策として強度の高い銅銭の鋳造を研究する話が出てくる。

 

また、中国・清の描写はあり、使節団に加わったソンヨン(ハン・ジミン)が絵の勉強のために1人清に残るが、政変の影響で行方不明になる(第35話)など、内政に苦しむ清の国情が示唆されていた。

 

感想

このドラマが好きな理由の1つはオープニング曲です。韓ドラ時代劇の挿入曲の中では一番好きです。

 

一番のシーンはやはりソンヨンがイ・サンの腕の中で息を引き取る場面です。イ・サンの悲しみが伝わってきました。

 

最終話を視聴する前に、正祖の死後は「外戚が国の実権を握り目指した改革が無に帰した」ということを知り、あと10年でも生きていたら、きっと何かが変わっていたはずと思わずにはいられません。

 

このドラマをすでに2回視聴しました(^^)

 

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